東京の現役保育士が伝える”最新保育事情”

『保育士不足』『待機児問題』『保育園落ちた日本死ねの実態』『男性保育士の現状と本音』『保育士の給料』東京の現役保育士が保育園の運営側&現場目線で現状を綴っていきます★

どうして”東京”なのか!?(その1)

結論から言えば、東京の保育事情は最も変革を迎えており、そして崩壊しつつあるからです。


まず、保育園の待機児問題については日本全国で起きているように最近は報道されていますが・・・日本全国で考えると少子化で保育園が経営危機を迎えていたり、実際に閉園している幼稚園もあるというのが日本の現状。



これは保育園も一般企業も同じ。



就業人口が都市部に集中して自治体により人口ならびに税収の差が激しいという問題で、日本が抱える問題と同じ現象がようやく保育業界にも訪れたというだけ。



ということは・・・この問題はこれだけ大きな社会現象になる前から対策は出来ていたはずです。



日本の経済ならびに居住の中心は東京です。

ということは・・・当然、保育業界の変革は東京から始まり、東京の情勢を中心に日本全国を見ていけば、最新の保育情勢はよくわかるということです。

 
保育業界が大きな変革を向かえたのは2000年~2001年。
 
2000年東京都認証保育所制度」の開始
2001年認可保育園の株式会社参入」の開始
 
これは現在の保育業界の改革においてとても大きな分岐点になりました。
その発祥はやはり「東京都」でした。
 
 

実際に私は東京出身ではありません。
 
だからこそ、東京とその他の違いが改めてよくわかり・・・

実際に働いているからこそ、この変革を迎えている保育情勢を肌で感じることが出来るのです。



では具体的に『変革』と『崩壊』とはなんなのか??



そのキーワードは



『保育士不足』

『保育士の給料』

『保育園落ちた日本死ね

『男性保育士』

この話題の4つになります。